WO2005081155A1

WO2005081155A1 - 情報提供システム、その方法及びプログラム

Info

Publication number: WO2005081155A1
Application number: PCT/JP2005/002247
Authority: WO
Inventors: Hikaru Miura; Yoshihiro Nakahashi; Takuya Omori
Original assignee: Searchteria Co., Ltd.
Priority date: 2004-02-19
Filing date: 2005-02-15
Publication date: 2005-09-01
Also published as: JPWO2005081155A1; TW200535666A; TWI359384B; JP4463806B2; US7822638B2; EP1717741A4; EA010703B1; CN1934583A; EP1717741A1; US20070185763A1; EA200601521A1

Abstract

　広告情報と、広告の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースを有している。端末からの検索要求に応答して、データベースから該当する広告情報を選択し、これらの広告情報の入札金額に基づいて、広告掲載順位を決定する。広告掲載順位は、表示対象となる広告の入札金額の合計金額に対して各表示対象となる広告の入札金額が占有する割合から算出される確率に基づいて、広告掲載順位を決定する。これにより、入札金額で表示順位が一意にきまることがない。

Description

明細書

情報提供システム、その方法及びプログラム

技術分野

[0001] 本発明はコンピュータや、携帯電話等の情報処理端末に情報を表示する為の情報提供の技術に関し、特に、情報の入札金額に基づいた確率を用いて情報の表示順位を決定する情報表示の技術に関する。

背景技術

[0002] 従来、インターネット等を用いて情報を検索すると、この検索の結果により、広告等の情報が表示されるシステムがある。このシステムでは、広告等の情報の入札金額により決定した順位を情報表示順位としている。すなわち、入札金額が大きいほど表示順位が高ぐ入札金額が少ないほど表示される順位が低くなり、この表示順位は固定である。尚、その情報の人気度などの係数を持つものもある力入札金額により決定した順位が基本となる部分は同様である。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] し力しながら、上記の従来のシステムでは、例えば、予算規模や利益率で劣る広告主等の情報提供者は多くの入札金額を出すことはできず、その結果、表示順位が低いものとなり、これも固定であるので、絶えず認知効果の低い後ろの方に表示される情報となってしまっていた。特に、携帯電話等の携帯端末では、表示画面に制約があり、上述の欠点が顕著に現れてしまう。

[0004] これでは、幅広、層での顧客獲得および継続利用と!、う観点からは大きな力を発揮できるものではな力つた。また、入札の動きが少ないと、検索結果に変化が無ぐ検索者の興味を維持させるという観点からも大きな力を発揮できるものではな力つた。

[0005] そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は入札金額も考慮しつつ、全ての広告に上位の表示機会を与えることができる情報提供の技術を提供することにある。

[0006] また、本発明の目的は、入札等の動きが少な、等の提供する情報に変動がな!、ような場合であっても、情報を表示する順位が変わり、検索者の興味を維持させることができる情報提供の技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

[0007] 上記課題を解決する第 1の発明は、端末からの検索要求に応答して、情報を提供する情報提供システムであって、情報提供者が提供する情報と、前記情報の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースと、情報の検索要求に応答して、前記データベースから該当する情報を選択し、これらの情報に対応する入札金額に基づいて、前記情報の表示順位を決定する表示順位決定手段と、前記決定された表示順位で情報が表示されるように情報を端末に送信する手段とを有することを特徴とする。

[0008] 上記課題を解決する第 2の発明は、上記第 1の発明において、表示順位決定手段は、選択された情報の入札金額の合計金額に対して、各選択された情報の入札金額が占有する割合力算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定するように構成されて、ることを特徴とする。

[0009] 上記課題を解決する第 3の発明は、上記第 2の発明において、表示順位決定手段は、情報に対応する入札金額を取得し、これらの入札金額の合計金額を算出する入札合計金額算出手段と、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を、情報毎に算出する割合算出手段と、前記算出された各情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、情報の中から表示する一つの情報を決定する表示順位決定手段とを有し、選択された情報が m個、表示数が n個である場合、前記合計入札金額算出手段は m個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は m個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 m個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 1位の情報を決定し、続いて、前記合計入札金額算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報の入札金額を除ぐ ( m - 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報を除く (m - 1)個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 (m— 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 2位の情報を決定し、この計算を表示順位が n— 1位の情報が決定されるまで行い、最後に、前記合計入札金額算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報の入札金額を除ぐ（m - n+ 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報を除く (m - n+ 1)個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 (m— n+ 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が n位の情報を決定することによって、 1位から n位までの情報の表示順位を決定するように構成されてヽることを特徴とする。

[0010] 上記課題を解決する第 4の発明は、上記第 2又は第 3の発明において、各情報の端末での表示回数を記録する手段と、端末に表示された各情報のクリック数を記録する手段と、前記表示回数に対するクリック数の割合を、選択された情報毎に算出する手段とを有し、前記表示順位決定手段は、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合と、前記表示回数に対するクリック数の割合とから算出される確率に基づ、て、情報の表示順位を決定することを特徴とする。

[0011] 上記課題を解決する第 5の発明は、端末力もの検索要求に応答して、情報を提供する情報提供サーバのプログラムであって、前記プログラムは前記サーバを、情報の検索要求に応答して、情報提供者が提供する情報と、前記情報の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースから該当する情報を選択し、これらの情報に対応する入札金額に基づ!ヽて、前記情報の表示順位を決定する表示順位決定手段と、前記決定された表示順位で情報が表示されるように情報を端末に送信する手段として機能させることを特徴とする。

[0012] 上記課題を解決する第 6の発明は、上記第 5の発明において、前記プログラムが、前記表示順位決定手段を、選択された情報の入札金額の合計金額に対して、各選択された情報の入札金額が占有する割合力算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定するように動作させることを特徴とする。

[0013] 上記課題を解決する第 7の発明は、上記第 6の発明において、前記プログラムは前記表示順位決定手段を、情報に対応する入札金額を取得し、これらの入札金額の合計金額を算出する入札合計金額算出手段と、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を、情報毎に算出する割合算出手段と、前記算出された各情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、情報の中から表示する一つの情報を決定する表示順位決定手段として機能させ、選択された情報が m個、表示数が n個である場合、前記合計入札金額算出手段は m個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は m個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 m個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 1位の情報を決定し、続いて、前記合計入札金額算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報の入札金額を除ぐ（m - 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報を除く (m-1)個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 (m— 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 2位の情報を決定し、この計算を表示順位が n— 1位の情報が決定されるまで行い、最後に、前記合計入札金額算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報の入札金額を除ぐ（m - n+ 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報を除く（m - n+ 1)個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 (m - n+ 1 )個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づ!、て、表示順位が n位の情報を決定することによって、 1位力 n位までの情報の表示順位を決定するように動作させることを特徴とする。

[0014] 上記課題を解決する第 8の発明は、上記第 6又は第 7の発明において、前記プログラムが前記サーバを、各情報の端末での表示回数を記録する手段と、端末に表示された各情報のクリック数を記録する手段と、前記表示回数に対するクリック数の割合を、選択された情報毎に算出する手段として機能させ、前記表示順位決定手段を、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合と、前記表示回数に対するクリック数の割合とから算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定するように動作させることを特徴とする。

[0015] 上記課題を解決する第 9の発明は、端末力もの検索要求に応答して、情報を提供する情報提供方法であって、情報の検索要求に応答して、予め記憶されている情報を選択し、これらの情報に対応する入札金額に基づいて、情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと、前記決定された表示順位で情報が表示されるように情報を端末に送信するステップとを有することを特徴とする。 [0016] 上記課題を解決する第 10の発明は、上記第 9の発明において、表示順位決定ステップが、選択された情報の入札金額の合計金額に対して、各選択された情報の入札金額が占有する割合力算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定することを特徴とする。

[0017] 上記課題を解決する第 11の発明は、上記第 10の発明において、前記表示順位決定ステップは、選択された情報が m個、表示数が n個である場合、 m個の情報の入札金額の合計金額を算出し、 m個の情報の前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を算出し、前記 m個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 1位の情報を決定し、続いて、前記決定された情報の入札金額を除ぐ（m - 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記決定された情報を除く (m - 1)個の情報の前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を算出し、前記 (m— 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づ、て、表示順位が 2位の情報を決定し、この計算を表示順位が n— 1位の情報が決定されるまで行い、最後に、前記決定された情報の入札金額を除ぐ（m - n+ 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記決定された情報を除く（m - n+ 1)個の情報の前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を算出し、前記 (m - n+ 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が n位の情報を決定することによって、 1位力も n位までの情報の表示順位を決定することを特徴とする。

[0018] 上記課題を解決する第 12の明は、上記第 10又は第 11の発明において、各情報の端末での表示回数と、端末に表示された各情報のクリック数とを記録し、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合と、前記表示回数に対するクリック数の割合とから算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定することを特徴とする。

[0019] 上記課題を解決する第 13の発明は、端末からの検索要求に応答して、広告情報を提供する広告情報掲載システムであって、広告情報と、前記広告の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースと、端末力の検索要求に応答して、前記データベース力該当する広告情報を選択し、これらの広告情報の入札金額に基づいて、前記広告情報の広告掲載順位を決定する広告掲載順位決定手段と、前記決定された広告掲載順位で広告が表示されるように広告情報を、端末に送信する手段とを有することを特徴とする。

[0020] 上記課題を解決する第 14の発明は、上記第 13の発明において、広告掲載順位決定手段は、表示対象となる広告の入札金額の合計金額に対して各表示対象となる広告の入札金額が占有する割合力算出される確率に基づいて、広告掲載順位を決定するように構成されて、ることを特徴とする。

[0021] 上記課題を解決する第 15の発明は、端末からの検索要求に応答して、広告情報を提供する広告情報掲載方法であって、端末力の検索要求に応答して、該当する広告情報を選択するステップと、前記選択された広告情報の入札金額に基づいて、広告情報の広告掲載順位を決定する広告掲載順位決定ステップと、前記決定された広告掲載順位で広告が表示されるように広告情報を、端末に送信するステップとを有することを特徴とする。

[0022] 上記課題を解決する第 16の発明は、上記第 15の発明において、広告掲載順位決定ステップは、表示対象となる広告の入札金額の合計金額に対して各表示対象となる広告の入札金額の占有する割合力算出される確率に基づいて、広告掲載順位を決定することを特徴とする。

[0023] 上記課題を解決する第 17の発明は、端末からの検索要求に応答して、広告情報を提供する情報処理装置の制御プログラムであって、前記制御プログラムは前記情報処理装置を、端末力の検索要求に応答して、広告情報と広告の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベース力該当する広告情報を選択し、これらの広告情報の入札金額に基づ、て、前記広告情報の広告掲載順位を決定する広告掲載順位決定手段と、前記決定された広告掲載順位で広告が表示されるように広告情報を、端末に送信する手段として機能させることを特徴とする。

[0024] 上記課題を解決する第 18の発明は、上記第 17の発明において、前記制御プログラムが前記情報処理装置を、表示対象となる広告の入札金額の合計金額に対して各表示対象となる広告の入札金額の占有する割合力算出される確率に基づいて、広告掲載順位を決定する手段として機能させることを特徴とする。

発明の効果 [0025] 本発明は、入札金額も考慮しつつ、全ての情報に上位の表示機会を与えることができると、う優れた効果を奏する。

[0026] また、本発明は、検索者に、より多くの情報を目にする機会を与えることができる。

図面の簡単な説明

[0027] [図 1]図 1は本発明の一実施例を示した構成図である。

[図 2]図 2は本発明の一実施例を示した構成図である。

[図 3]図 3は本発明の一実施例を示した構成図である。

[図 4]図 4検索サイト会社の登録の動作フローチャートである。

[図 5]図 5は管理画面の一例を示した図である。

[図 6]図 6は検索サイト会社登録画面の一例を示した図である。

[図 7]図 7は検索サイト会社データベースの一例を示した図である。

[図 8]図 8は情報提供者の登録の動作フローチャートである。

[図 9]図 9は情報提供者管理画面の一例を示した図である。

[図 10]図 10は情報提供者登録画面の一例を示した図である。

[図 11]図 11は情報提供者データベースの一例を示した図である。

[図 12]図 12は検索キーワードと情報カテゴリー紐付けの登録の動作フローチャートである。

[図 13]図 13は検索キーワード情報カテゴリーマッピングデータベースの一例を示した図である。

[図 14]図 14は情報カテゴリーと検索サイト会社カテゴリーの紐付けを登録の動作フロ一チャートである。

[図 15]図 15は検索サイト会社カテゴリー登録画面の一例を示した図である。

[図 16]図 16は検索サイト会社カテゴリ一情報カテゴリ一マッピングデータベースの一例を示した図である。

[図 17]図 17は掲載条件の登録の動作フローチャートである。

[図 18]図 18は掲載条件登録画面の一例を示した図である。

[図 19]図 19は掲載条件データベースの一例を示した図である。

[図 20]図 20は検索結果表示の処理のフローチャートである。 [図 21]図 21は掲載順位決定の処理を説明する為の図である。

[図 22]図 22は情報掲載料金請求のフローチャートである。

[図 23]図 23は請求書発行画面の一例を示した図である。

[図 24]図 24は請求金額確認画面の一例を示した図である。

[図 25]図 25は情報掲載料金支払いの動作フローチャートである。

[図 26]図 26は支払明細書発行画面の一例を示した図である。

[図 27]図 27は支払金額確認画面の一例を示した図である。

[図 28]図 28は本発明の表示順位を決定する手段をインプリメントした情報管理サーバー 3の一般的ブロック構成図である。

符号の説明

[0028] 1 検索者パソコン (携帯電話含む）

2 検索サーバー

3 情報管理サーバー

4 情報管理パソコン

5 情報提供者パソコン

発明を実施するための最良の形態

[0029] 本発明は、例えば、同一枠内に表示させようとする全情報の入札金額の合計に占める、各情報の入札金額の割合を表示優先順位決定に連動させた。以下に、本発明の具体的な実施例を説明する。

実施例 1

[0030] 本発明の実施例について説明する。

[0031] 図 1、図 2、図 3は本発明の一実施例を示した構成図である。

[0032] 図 1に示される如ぐ本システムは、検索者パソコン (携帯電話含む） 1と、検索サーバー 2と、情報管理サーバー 3と、情報管理パソコン 4、情報提供者パソコン 5とを有する。

[0033] このような構成において、まず、情報の流れを、図面を参照して説明する。

[0034] まず、図 1に示される如ぐ（1)情報管理パソコン 4力も情報管理サーバー 3にァクセスし、検索サイト会社データベース、検索キーワード情報カテゴリーマッピングデータベース、検索サイト会社カテゴリー情報カテゴリーマッピングデータベースを登録する

[0035] (2)情報提供者パソコン 5から情報管理サーバー 3にアクセスし、情報提供者データベース、掲載条件データベースを登録する。

[0036] 続いて、図 2に示される如ぐ（3)検索者パソコン (携帯電話含む） 1から検索サーバ一 2に検索結果を要求する。

[0037] (4)検索サーバー 2は、情報管理サーバー 3に条件に合った登録情報を要求する。

[0038] (5)情報管理サーバー 3は掲載条件データベースを確認して要求条件に合った情報を選択し表示優先順位を決める。

[0039] (6)前項により決定された情報を情報管理サーバー 3から検索サーバー 2に送る。

[0040] (7)検索サーバー 2が用意した表示枠に情報管理サーバー 3が送信した要求条件に合った登録情報を組み込み検索者パソコン (携帯電話含む） 1に表示させる。

[0041] (8)検索者 Aが情報管理サーバー 3から配信された情報を選択した場合、クリック情報を検索サーバー 2に送信する。

[0042] (9)検索サーバー 2はクリック情報を情報管理サーバー 3に送信する。

[0043] (10)情報管理サーバー 3はクリック情報を課金データベースに記録する。

[0044] 次に、図 3に示す如ぐ（11)情報管理パソコン 4力も情報管理サーバー 3に請求金額情報を要求する。

[0045] (12)情報管理サーバー 3は課金データベースを確認し、情報管理パソコン 4に請求金額情報を送信する。

[0046] (13)情報管理者 Aは情報提供者に対し請求金額情報を元に請求を行う。

[0047] (14)情報管理パソコン 4から情報管理サーバー 3に支払金額情報を要求する。

[0048] (15)情報管理サーバー 3は課金データベースを確認し情報管理パソコン 4に支払金額情報を送信する。

[0049] (16)情報管理者 Aは検索サイト会社に対し支払金額情報を元に支払いを行う。

[0050] 以上がシステム全体の情報の流れである。

[0051] 次に、具体的な動作を説明する。

[0052] 1 検索サイト会社の登録情報管理サーバー 3の検索結果が欲しい検索サイト会社は、会社名、住所、利益配分比率、キーワード検索対応未対応、カテゴリー検索対応未対応などを登録する必要がある。（検索サイト会社登録）

そこで、検索サイト会社の登録の動作を説明する。図 4は検索サイト会社の登録の動作フローチャートである。

[0053] まず、情報管理者 Bは情報管理パソコン 4から情報管理サーバー 3にアクセスする（ S110)。

情報管理サーバー 3は、管理画面を送信する（S100)。図 5に管理画面の一例を示す

[0054] 情報管理者 Bは検索サイト会社登録ボタンを選択して、検索サイト会社登録画面を要求する（Slll)。情報管理サーバー 3は検索サイト会社登録画面を送信する（S101) 。図 6に検索サイト会社登録画面の一例を示す。

[0055] 情報管理者 Bは、検索サイト会社情報を検索サイト会社登録画面に入力して送信する（S112)。

情報管理サーバー 3は、検索サイト会社情報を検索サイト会社データベースに記録する（S102)。図 7に検索サイト会社データベースの例を示す。尚、検索サイト会社データベースのキーは、検索サイト番号である。情報管理サーバー 3は検索サイト会社登録が完了したことを送信する (S103)。

[0056] このようにして、検索サイト会社の登録が行われる。

[0057] 2 情報提供者の登録

検索者パソコン (携帯電話含む） 1の検索結果に表示させたい情報提供者は、会社名、住所などを登録する必要がある (情報提供者登録)。そこで、情報提供者の登録の動作を説明する。図 8は情報提供者の登録の動作フローチャートである。

[0058] まず、情報提供者 Cは、情報提供者パソコン 5から情報管理サーバー 3にアクセスする（S210)。

[0059] 情報管理サーバー 3は、情報提供者管理画面を送信する (S200)。図 9に情報提供者管理画面の一例を示す。

[0060] 情報提供者 Cは情報提供者登録ボタンを選択して、情報提供者登録画面を要求する（S211)。情報管理サーバー 3は情報提供者登録画面を送信する（S201)。図 10 に情報提供者登録画面の一例を示す。

[0061] 情報提供者 Cは情報提供者情報を情報提供者登録画面に入力し送信する (S212)

[0062] 情報管理サーバー 3は、情報提供者情報を情報提供者データベースに記録する（ S202) _o図 11に情報提供者データベースの一例を示す。尚、情報提供者データべ一スのキーは、情報提供主番号である。

[0063] 情報管理サーバー 3は情報提供者登録が完了したことを送信する (S203)。

[0064] このようにして、情報提供者の登録が行われる。

3 検索キーワードと情報カテゴリー紐付けの登録

情報カテゴリーと検索キーワードの紐付けを登録する必要がある（情報カテゴリーと検索キーワード登録)。そこで、検索キーワードと情報カテゴリー紐付けの登録の動作について説明する。図 12は、検索キーワードと情報カテゴリー紐付けの登録の動作フローチャートである。

[0065] まず、情報管理者 Bは、情報管理パソコン 4力情報管理サーバー 3にアクセスする

(S310)。

[0066] 情報管理サーバー 3は、管理画面を送信する（S300)。この管理画面は、図 5に示したものである。

[0067] 情報管理者 Bは検索キーワード登録ボタンを選択して、検索キーワード登録画面を要求する（S311)。情報管理サーバー 3は検索キーワード登録画面を送信する（S301 ) oこの検索キーワード登録画面は、図 10に示したものである。

[0068] 情報管理者 Bは、検索キーワード情報を検索キーワード登録画面に入力し送信する（S312)。

[0069] 情報管理サーバー 3は、検索キーワード情報を検索キーワード情報カテゴリーマツビングデータベースに記録する（S302)。図 13に、検索キーワード情報カテゴリーマツビングデータベースの一例を示す。尚、検索キーワード情報カテゴリーマッピングデータベースのキーは、検索キーワードであり、このキーが与えられることで、情報カテゴリー番号が特定される。 [0070] 情報管理サーバー 3は、検索キーワード登録が完了したことを送信する（S303)。

[0071] このようにして、情報カテゴリーと検索キーワード紐付けの登録が行われる。

4 検索サイト会社カテゴリーと情報カテゴリー紐付けの登録

情報カテゴリーと検索サイト会社カテゴリーの紐付けを登録する必要がある（情報力テゴリーと検索カテゴリー登録)。そこで、情報カテゴリーと検索サイト会社カテゴリーの紐付けを登録の動作を説明する。図 14は、情報カテゴリーと検索サイト会社カテゴリーの紐付けを登録の動作フローチャートである。

[0072] 情報管理者 Bは、情報管理パソコン 4力も情報管理サーバー 3にアクセスする（S410

) o

[0073] 情報管理サーバー 3は管理画面を送信する（S400)。この管理画面は、図 5に示したものである。

[0074] 情報管理者 Bは検索サイト会社カテゴリー登録ボタンを選択して、検索サイト会社力テゴリー登録画面を要求する（S411)。情報管理サーバー 3は、検索サイト会社カテゴリー登録画面を送信する（S401)。図 15に検索サイト会社カテゴリー登録画面の一例を示す。

[0075] 情報管理者 Bは検索カテゴリー情報を検索サイト会社カテゴリー登録画面に入力し送信する（S412)。

[0076] 情報管理サーバー 3は、検索カテゴリー情報を検索サイト会社カテゴリー情報カテゴリーマッピングデータベースに記録する（S402)。検索サイト会社カテゴリー情報力テゴリーマッピングデータベースの例を、図 16に示す。尚、検索サイト会社カテゴリー情報カテゴリーマッピングデータベースのキーは、検索サイト番号及び検索サイト力テゴリー番号であり、これらのキーが与えられることで、情報カテゴリー番号が特定される。情報管理サーバー 3は検索カテゴリー登録が完了したことを送信する（S403)。

[0077] このようにして、情報カテゴリーと検索カテゴリー紐付けの登録が行われる。

5 掲載条件の登録

検索者パソコン (携帯電話含む） 1の検索結果に表示させたい情報提供者は、利用するカテゴリーごとに、掲載内容、入札金額、予算などを登録する必要がある (掲載条件登録)。そこで、掲載条件の登録の動作について説明する。尚、入札金額とは、表示させたい情報が検索者によってクリックされた時に支払う金額である。図 17は掲載条件の登録の動作フローチャートである。

[0078] 情報提供者 Cは、情報提供者パソコン 5から情報管理サーバー 3にアクセスする（ S510)。

情報管理サーバー 3は、情報提供者管理画面を送信する (S500)。情報提供者管理画面は、図 9に示す通りである。

[0079] 情報提供者 Cは、掲載条件登録ボタンを選択して、掲載条件登録画面を要求する

(S511)。

[0080] 情報管理サーバー 3は、掲載条件登録画面を送信する (S501)。掲載条件登録画面の一例を、図 18に示す。

[0081] 情報提供者 Cは、掲載条件情報を掲載条件登録画面に入力し送信する (S512)。

[0082] 情報管理サーバー 3は、掲載条件情報を掲載条件データベースに記録する（S502

)。掲載条件データベースの一例を、図 19に示す。尚、掲載条件情報を掲載条件データベースのキーは情報カテゴリーであり、このキーが与えられることで、情報提供主番号、入札金額、情報内容が特定される。

[0083] 情報管理サーバー 3は、掲載条件登録が完了したことを送信する（S503)。

[0084] このようにして、掲載条件の登録が行われる。

6 検索結果表示の処理

検索者 Aが検索者パソコン (携帯電話含む） 1を利用して検索を行った場合の処理を、図 20を用いて説明する。

[0085] 検索者 Aは、検索者パソコン (携帯電話含む） 1での検索操作により検索サーバー 2 にアクセスして検索結果を要求する（S600)。

[0086] 検索サーバー 2は、情報管理サーバー 3にアクセスして条件に合った登録情報を要求する（S610)。

[0087] 情報管理サーバー 3は、掲載条件データベースを確認し、条件に合った登録情報を抽出する。抽出された全情報の入札金額合計に占める、各情報の入札金額の割合で表示優先順位を決定する。

[0088] ここで、表示優先順位を決定する方法につ!、て説明する。 [0089] 表示優先順位の決定は、該当全情報の合計入札金額に占める各情報の入札金額割合となる。

[0090] 例えば、該当広告力 ^生命保険関連情報」であった場合 (図 21参照）、合計入札金額が 100円である（50+20+10+10+10)。故に、該当全情報の合計入札金額に占める各情報の入札金額割合は、あいう保険サービス: 50% (50/100)、保険総合ポータル : 20% (20/100)、秋葉原生命保険： 10% (10/100)、第二生命保険： 10% (10/100)、六本木生命： 10% (10/100)、となる。

[0091] 表示優先順位 2位は、表示優先順位 1位が確定した情報を除、た合計入札金額に占める各情報の入札金額割合となる。ぁ、う保険サービスが表示優先順位 1位と仮定した場合、表示優先順位 2位を決めるための合計入札金額は 50円（20+10+10+10) である。故に、残りの全情報の合計入札金額に占める各情報の入札金額割合は、保険総合ポータル: 40% (20/50)、秋葉原生命保険: 20% (10/50)、第二生命保険: 20 % (10/50)、六本木生命： 20% (10/50)、となる。

[0092] これを該当情報カテゴリーにある全情報の表示優先順位が決まるまで繰り返す。

[0093] そして、その結果内容情報を検索サーバー 2に送信する（S620)。

[0094] 検索サーバー 2が用意した検索結果に、情報管理サーバー 3が送信した要求条件に合った登録情報を組み込み検索者パソコン (携帯電話含む） 1に表示させる。

[0095] 検索者 Aが情報管理サーバー 3から配信された情報を選択した場合、検索サーバ一 2にクリック情報を送信する（S601)。

[0096] 検索サーバー 2は、情報管理サーバー 3に検索者 Aのクリック情報を送信する（ S611)。

[0097] 情報管理サーバー 3は、クリック情報を課金データベースに記録する（S621)。

[0098] ここで、情報管理サーバー 3について更に詳細に説明する。

[0099] 情報管理サーバー 3は、表示順位を決定する手段をハードウェアで構成することも可能である力通常はコンピュータプログラムにより実現される。

[0100] 図 28は、本発明の表示順位を決定する手段をインプリメントした情報管理サーバー

3の一般的ブロック構成図である。

[0101] 図 28に示す情報管理サーバー 3は、プロセッサ 100、プログラムメモリ 101、及び記憶媒体 102からなる。記憶媒体 102は、別個の記憶媒体であってもよいし、同一の記憶媒体力なる記憶領域であってもよい。記憶媒体としては、ハードディスク等の磁気記憶媒体を用いることができる。

[0102] プログラムメモリ 101には、上述した表示順位を決定する手段として動作をさせるプログラムが格納され、このプログラムによりプロセッサ 100は動作する。

[0103] 記憶媒体 102には、上述した検索サイト会社データベース、検索キーワード情報力テゴリーマッピングデータベース、検索サイト会社カテゴリー情報カテゴリーマツピングデータベース、情報提供者データベース、掲載条件データベース、課金データべースが格納される。

[0104] 次に、上述した表示順位の決定の動作について更に詳細に説明する。

[0105] プロセッサ 100は、掲載条件データベース力も該当する情報を読み出す。ここでは、要求された情報が生命保険関連情報である場合について説明し、図 19に示される掲載条件データベースに記載されている情報より、生命保険関連情報のみ抽出した情報を図 21に示す。図 21では、情報のカテゴリー番号と、情報提供者番号と、入札金額と、情報内容とが対応付けられて記憶されている。ここで、入札金額とは、情報が表示され、この情報が情報検索者によりクリックされた場合に、情報管理者に支払われる金額である。

[0106] 従来では、入札金額に応じた表示順位が決定されるが、本発明では、表示順位を入札金額に応じた表示順位とはせず、入札金額が全体の入札金額に収める割合に基づいた確率により、決定する。

[0107] 表示順位の決定方法であるが、 1位、 2位と、順位を決定する毎に以下の式を計算する。

[0108] 入札金額が全体の入札金額に収める割合に基づいた確率 = (該当する情報の入札金額) / (該当する情報の入札金額の合計入札金額）式 (1)

以下に、表示順位が 1一 3位までの情報の決定方法の具体例を説明する。

[0109] 例えば、図 21の例では、合計入札金額が 100 (50+20+10+10+10)円である。従って、表示順位の 1位を決定する際の該当全情報の合計入札金額に占める各情報の入札金額の割合 (確率）は、あいう保険サービスの確率が 1/2 (50/100)、保険総合ポータルの確率が 1/5 (20/100)、秋葉原生命保険の確率が 1/10 (10/100)、第二生命保険の確率が 1/10 (10/100)、六本木生命の確率が 1/10 (10/100)となる。

[0110] 次に、算出した確率に基づいた表示順位の決定の計算を行う。上述の例では、各情報に対して、各情報の割合に応じた 1一 100の数値を与える。例えば、あいう保険サービスには 1一 50の数値、保険総合ポータルには 51— 70の数値、秋葉原生命保険には 71— 80の数値、第二生命保険には 81— 90の数値、六本木生命には 91一 1 00の数値を割り当てる。そして、 1一 100までの乱数を発生させ、その乱数値と割り当てられた数値とがー致した情報を、 1位の表示順位とする。

[0111] 続いて、表示順位が 2位の決定方法について説明する。

[0112] 表示順位が 2位の情報の決定方法であるが、上述した方法と同様な計算を行うが、既に 1位が決定した情報については考慮に入れない。例えば、保険総合ポータルが表示順位 1位となった場合、保険総合ポータルの入札金額は 2位の計算には入れず、入札金額の合計額は 80 (50+10+10+10)円となる。従って、表示順位の 2位を決定する際の該当全情報の合計入札金額に占める各情報の確率は、あいう保険サービスが 5/8 (50/80)、秋葉原生命保険が 1/8 (10/80)、第二生命保険が 1/8 (10/80)、六本木生命が 1/8 (10/80)となる。

[0113] 次に、算出した確率に基づいた表示順位 2位の決定の計算を行う。各情報に対して、各情報の割合 (確率）に応じた 1一 80の数値を与える。例えば、あいう保険サービスには 1一 50の数値、秋葉原生命保険には 51— 60の数値、第二生命保険には 6 1一 70の数値、六本木生命には 71— 80の数値を割り当てる。そして、 1一 80までの乱数を発生させ、その乱数値と割り当てられた数値とがー致した情報を、 2位の表示順位とする。

[0114] 続いて、表示順位が 3位の決定方法について説明する。

[0115] 表示順位が 3位の情報の決定の方法であるが、上述した方法と同様な計算を行う力既に 1、 2位が決定した情報については考慮に入れない。例えば、保険総合ポータルが表示順位 1位、あいう保険サービスが表示順位 2位となった場合、保険総合ポ一タルの入札金額とあいう保険サービスの入札金額とは 3位の計算には入れず、入札金額の合計額は、 30 (10+10+10)円となる。従って、表示順位の 3位を決定する際の該当全情報の合計入札金額に占める各情報の入札金額の割合 (確率)は、秋葉原生命保険： 1/3 (10/30)、第二生命保険： 1/3 (10/30)、六本木生命： 1/3 (10/30)となる。

[0116] 各情報の割合に応じて、 1一 30の数値を与える。例えば、秋葉原生命保険には 1 一 10の数値、第二生命保険には 11一 20の数値、六本木生命には 21— 30の数値を割り当てる。そして、 1一 30までの乱数を発生させ、その乱数値と割り当てられた数値とがー致した情報を、 3位の表示順位とする。

[0117] このような表示順位の決定方法によれば、入札金額が多いものほど、表示順位が上位となる確立は高くなるが、入札金額が少ないものであっても、上位に表示される可能性がある。

[0118] また、入札金額は多いが、表示する情報に洩れた場合でも、次の表示する情報を決定する際には選ばれる可能性が非常に高くなる。

[0119] このような動作を行わせるプログラムの一例を、下記に示す。尚、下記のプログラムにお、て、 $client_idは広告主 IDが格納された配列、 $click_amountは各広告の入札金額が格納された配列、 $ad__Countは配信対象広告数、 $max_adは要求広告数 (但しゝ $ max— ad

く = $ad_count)を示している。また、各関数については、プログラムに注釈を入れた。 function

ad_sort( $client_id, $ click— amount, $ad— count, $max_ad )t for( $cnt = 0; $cntく $ max— ad; $cnt++

){

$ bid— sum = 0; for( $cnt2 = 0; $cnt2 <

$ad— count; $cnt2++ ){ II順位決定済の情報を除、た対象情報の入札金額の合計を求める $bid— sum +=

$ click— amount[$cnt2」；

〃配列 sumに先頭の広告からの入札額の合計を格納する

$ click— amount[$cnt2] > 0 ){

$sum[$cnt2] = $ Did— sum;

}else{ II順位決定済の場合はゼロをセットする

$sum[$cnt2] = 0;

II乱数の範囲を 1一入札金額の合計値までとして表示対象情報を決める

$result = rand(l,$bid— sum);

II表示対象情報を探す

for( $cnt2 = 0; $cnt2 <

$ad— count; $cnt2++ ){ il( $result

<= $sum[$cnt2] ){

II表示順位決定済の情報の入札金額をゼロにセットする $ click— amount[$cnt2] = 0;

II表示順位の配列 rankingに広告主の IDをセットする

$ranking[$cnt] = $ client— id[$cnt2]; break;

II表示順位の格納された配列を返す

return $ranking;

次に、上述した表示順位の決定方法の応用例にっ、て説明する。

[0120] 上述した実施例では、検索者 Aが情報管理サーバー 3から配信された情報を選択した場合、検索サーバー 2にクリック情報が送信され、検索サーバー 2は情報管理サ一バー 3に検索者 Aのクリック情報を送信している。そして、情報管理サーバー 3はクリック情報を課金データベースに記録するようにしている。そこで、応用例としては、情報管理サーバー 3が、情報の表示回数とその情報のクリック数とを記録するように構成し、これらの値が導かれるクリックスルーレートも、表示順位を決定する際に用いる。

[0121] クリックスルーレートとは、表示された回数に対してその表示に基づくクリック数の割合を示したものであり、下記の式で表す。

[0122] クリックスルーレート = (表示された情報に対するクリック数) Z (情報の表示回数）式 (2)

このクリックスルーレートを、以下の式で示されるように、上述した表示順位の確率に反映させる。

[0123] 該当する情報が表示決定される度数 = (該当する情報の入札金額) Z (該当する情報の入札金額の合計入札金額） Xクリックスルーレート式 (3)

具体的には、 1位、 2位と、順位を決定する毎に、式 (3)を計算する。例えば、図 21 の例において、あいう保険サービスのクリックスルーレートが 1/3、保険総合ポータルのクリックスルーレートが 1/2、秋葉原生命保険のクリックスルーレートが 1/2、第二生命保険のクリックスルーレートが 1/3、六本木生命のクリックスルーレートが 1/3とすると、式 (3)より各情報の度数は、あいう保険サービスが 10/60=1/6(1/2 X 1/3)、保険総合ポータルカ ¾/60=1/10(1/5 Χ 1/2)、秋葉原生命保険が 3/60=1/20(1/10 X 1/2)、第二生命保険が 2/60=1/30(1/10 X 1/3)、六本木生命が 2/60=1/30(1/10 X 1/3)となる。

[0124] 従って、各情報が表示順位が一位となる確立は、あいう保険サービスが 10/23、保険総合ポータルが 6/23、秋葉原生命保険が 3/23、第二生命保険が 2/23、六本木生命が 2/23となる。

[0125] 次に、各情報の割合に応じて 1一 23の範囲で数値を与える。例えば、あいう保険サ一ビスには 1一 10の数値、保険総合ポータルには 11一 16の数値、秋葉原生命保険には 17— 19の値、第二生命保険には 20— 21の数値、六本木生命には 22— 23の数値を割り当てる。そして、 1一 23までの乱数を発生させ、その乱数値と割り当てられた数値とがー致した情報が 1位の表示順位とする。

[0126] このような表示順位の決定方法によれば、入札金額が多!、ものほど、表示順位が上位となる確立は高くなる力入札金額が少なくともクリックスルーレートが高いものであれば、上位に表示される可能性がある。

7 情報掲載料金請求

情報掲載料金請求について、図 22のフローチャートを用いて説明する。

[0127] 情報管理者 Bは、情報管理パソコン 4力も情報管理サーバー 3にアクセスする（S710 ) o

[0128] 情報管理サーバー 3は、管理画面を送信する（S700)。管理画面は、図 5のとおりである。

[0129] 情報管理者 Bは請求書発行ボタンを選択して、請求書発行画面を要求する (S711) 。情報管理サーバー 3は請求書発行画面を送信する (S701)。請求書発行画面の一例を図 23に示す。

[0130] 情報管理者 Bは情報提供者と年月を請求金額確認画面に入力し送信する (S712) 情報管理サーバー 3は課金データベースを確認し、請求金額確認画面を情報管理ノソコン 4に送信する（S702)。請求金額確認画面の一例を、図 24に示す。

8 情報掲載料金支払い

情報掲載料金支払いの動作を、図 25を用いて説明する。

[0131] 情報管理者 Bは情報管理パソコン 4力も情報管理サーバー 3にアクセスする（S810)

[0132] 情報管理サーバー 3は管理画面を送信する（S800)。管理画面は、図 5のとおりである。

[0133] 情報管理者 Bは支払明細書発行ボタンを選択して、支払明細書発行画面を要求する（S811)。

[0134] 情報管理サーバー 3は支払明細書発行画面を送信する（S801)。支払明細書発行画面の一例を図 26に示す。

[0135] 情報管理者 Bは検索サイト会社と年月を請求書発行画面に入力し送信する (S812)

[0136] 情報管理サーバー 3は課金データベースを確認し、支払金額確認画面を情報管理パソコン 4に送信する（S802)。支払金額確認画面の一例を図 27に示す。

[0137] 以上で、本発明の実施例の説明を終わる。

[0138] 尚、本実施例では、掲載優先順位の対象として広告を用いたが、広告に限定されることなく、これに類する情報であっても良い。

Claims

請求の範囲

[1] 端末力もの検索要求に応答して、情報を提供する情報提供システムであって、情報提供者が提供する情報と、前記情報の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースと、

情報の検索要求に応答して、前記データベース力該当する情報を選択し、これらの情報に対応する入札金額に基づ!/、て、前記情報の表示順位を決定する表示順位決定手段と、

前記決定された表示順位で情報が表示されるように情報を端末に送信する手段とを有することを特徴とする情報提供システム。

[2] 表示順位決定手段は、選択された情報の入札金額の合計金額に対して、各選択された情報の入札金額が占有する割合力算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定するように構成されてヽることを特徴とする請求項 1に記載の情報提供システム。

[3] 表示順位決定手段は、

情報に対応する入札金額を取得し、これらの入札金額の合計金額を算出する入札合計金額算出手段と、

前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を、情報毎に算出する割合算出手段と、

前記算出された各情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、情報の中から表示する一つの情報を決定する表示順位決定手段とを有し、

選択された情報が m個、表示数が n個である場合、前記合計入札金額算出手段は m個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は m個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 m個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 1位の情報を決定し、

続いて、前記合計入札金額算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報の入札金額を除ぐ（m - 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報を除く (m-1)個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 (m - 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 2位の情報を決定し、

この計算を表示順位が n— 1位の情報が決定されるまで行い、

最後に、前記合計入札金額算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報の入札金額を除ぐ（m - n+ 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報を除く (m-n+ 1)個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 (m— n+ 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が n位の情報を決定することによって、 1位から n位までの情報の表示順位を決定するように構成されてヽることを特徴とする請求項 2に記載の情報提供システム。

[4] 各情報の端末での表示回数を記録する手段と、

端末に表示された各情報のクリック数を記録する手段と、

前記表示回数に対するクリック数の割合を、選択された情報毎に算出する手段とを有し、

前記表示順位決定手段は、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合と、前記表示回数に対するクリック数の割合とから算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定することを特徴とする請求項 2又は請求項 3に記載の情報提供システム。

[5] 端末力もの検索要求に応答して、情報を提供する情報提供サーバのプログラムであって、

前記プログラムは前記サーバを、

情報の検索要求に応答して、情報提供者が提供する情報と、前記情報の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースから該当する情報を選択し、これらの情報に対応する入札金額に基づ、て、前記情報の表示順位を決定する表示順位決定手段と、

前記決定された表示順位で情報が表示されるように情報を端末に送信する手段として機能させることを特徴とするプログラム。

[6] 前記プログラムは、前記表示順位決定手段を、選択された情報の入札金額の合計金額に対して、各選択された情報の入札金額が占有する割合から算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定するように動作させることを特徴とする請求項 6に記載のプログラム。

[7] 前記プログラムは前記表示順位決定手段を、

前記算出された各情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、情報の中から表示する一つの情報を決定する表示順位決定手段として機能させ、

最後に、前記合計入札金額算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報の入札金額を除ぐ（m - n+ 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記割合算出手段は前記表示順位決定手段で決定された情報を除く (m-n+ 1)個の情報の割合を算出し、前記表示順位決定手段は前記 (m— n+ 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が n位の情報を決定することによって、 1位から n位までの情報の表示順位を決定するように動作させることを特徴とする請求項 6に記載のプログラム。

[8] 前記プログラムは前記サーバを、

各情報の端末での表示回数を記録する手段と、端末に表示された各情報のクリック数を記録する手段と、

前記表示回数に対するクリック数の割合を、選択された情報毎に算出する手段として機能させ、

前記表示順位決定手段を、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合と、前記表示回数に対するクリック数の割合とから算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定するように動作させることを特徴とする請求項 6又は請求項 7 に記載のプログラム。

[9] 端末力もの検索要求に応答して、情報を提供する情報提供方法であって、

情報の検索要求に応答して、予め記憶されている情報を選択し、これらの情報に対応する入札金額に基づ!/、て、情報の表示順位を決定する表示順位決定ステップと、前記決定された表示順位で情報が表示されるように情報を端末に送信するステツプと

を有することを特徴とする情報提供方法。

[10] 表示順位決定ステップは、選択された情報の入札金額の合計金額に対して、各選択された情報の入札金額が占有する割合力算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定することを特徴とする請求項 9に記載の情報提供方法。

[11] 前記表示順位決定ステップは、

選択された情報が m個、表示数が n個である場合、 m個の情報の入札金額の合計金額を算出し、 m個の情報の前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を算出し、前記 m個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が 1位の情報を決定し、

続いて、前記決定された情報の入札金額を除ぐ（m - 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記決定された情報を除く (m - 1)個の情報の前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を算出し、前記 (m - 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づ、て、表示順位が 2位の情報を決定し、

最後に、前記決定された情報の入札金額を除ぐ（m - n+ 1)個の情報の入札金額の合計を算出し、前記決定された情報を除く (m - n+ 1)個の情報の前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合を算出し、前記 (m - n+ 1)個の情報の割合の大きさに比例する確率に基づいて、表示順位が n位の情報を決定することによって、 1位力も n位までの情報の表示順位を決定することを特徴とする請求項 10に記載の情報提供方法。

[12] 各情報の端末での表示回数と、端末に表示された各情報のクリック数とを記録し、前記入札金額の合計金額に対する情報の入札金額の割合と、前記表示回数に対するクリック数の割合とから算出される確率に基づいて、情報の表示順位を決定することを特徴とする請求項 10又は請求項 11に記載の情報提供方法。

[13] 端末からの検索要求に応答して、広告情報を提供する広告情報掲載システムであつて、

広告情報と、前記広告の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースと、端末からの検索要求に応答して、前記データベースから該当する広告情報を選択し、これらの広告情報の入札金額に基づいて、前記広告情報の広告掲載順位を決定する広告掲載順位決定手段と、

前記決定された広告掲載順位で広告が表示されるように広告情報を、端末に送信する手段と

を有することを特徴とする広告情報掲載システム。

[14] 広告掲載順位決定手段は、表示対象となる広告の入札金額の合計金額に対して各表示対象となる広告の入札金額が占有する割合力算出される確率に基づいて、広告掲載順位を決定するように構成されてヽることを特徴とする請求項 13に記載の広告情報掲載システム。

[15] 端末からの検索要求に応答して、広告情報を提供する広告情報掲載方法であって端末力の検索要求に応答して、該当する広告情報を選択するステップと、前記選択された広告情報の入札金額に基づ、て、広告情報の広告掲載順位を決定する広告掲載順位決定ステップと、

前記決定された広告掲載順位で広告が表示されるように広告情報を、端末に送信するステップとを有することを特徴とする広告情報掲載方法。

[16] 広告掲載順位決定ステップは、表示対象となる広告の入札金額の合計金額に対して各表示対象となる広告の入札金額の占有する割合力算出される確率に基づいて、広告掲載順位を決定することを特徴とする請求項 15に記載の広告情報掲載方法。

[17] 端末からの検索要求に応答して、広告情報を提供する情報処理装置の制御プログラムであって、

前記制御プログラムは前記情報処理装置を、

端末力の検索要求に応答して、広告情報と広告の入札金額とが対応付けられて記憶されたデータベースから該当する広告情報を選択し、これらの広告情報の入札金額に基づ!/ヽて、前記広告情報の広告掲載順位を決定する広告掲載順位決定手段と、

して機能させることを特徴とする情報処理装置の制御プログラム。

[18] 前記制御プログラムは前記情報処理装置を、

表示対象となる広告の入札金額の合計金額に対して各表示対象となる広告の入札金額の占有する割合力算出される確率に基づいて、広告掲載順位を決定する手段として機能させることを特徴とする請求項 17に記載の情報処理装置の制御プログラム。