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【百年ニュース】1920(大正9)8月21日(土)安徽派幹部の王揖唐が神戸に到着。安福倶楽部設立等で段祺瑞を支え、安直戦争敗北後は新政権より逮捕命令。上海から日本へ亡命した。東亜ホテルに投宿後、当初は朝鮮半島を目指すが断念。須磨に家屋物色。日本滞在中の手配は神戸中華街(華僑)顔役の王敬祥。

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王揖唐は清末日本留学生(法政大学)。1937(昭和12)日中戦争勃発後は親日政権に協力する道を選び、王克敏の中華民国臨時政府(北京)に内政総長として参加。1940(昭和15)汪兆銘の南京国民政府にも参加し幹部となる。1945(昭和20)敗戦後北平で逮捕。漢奸裁判ののち1948(昭和23)銃殺刑に処せられた。享年70。

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